自動販売機(ドリンク)


これまでの、普通の自販機
 ほとんどの自動販売機(ドリンク)は、商品を選ぶボタンが2段〜3段になっています。

 車いすに座った状態ですと、楽に届くのは2段目までです。

 [飲み物の種類が段によって違う]ので、上の段にあるものは買えません。

 また、コイン投入口や、お釣りの出口は小さく、狭くなっています。

商品の並び方の悪い例

1段目

コーラ

コーラ

コーラ

ジュース

2段目

コーヒー

コーヒー

コーヒー

ジュース

3段目

紅茶

紅茶

紅茶

ジュース

 

新しい、マルチユーザー向け自販機 バリアフリーが意識されるようになった今では、改良された機種も、次第に見られるようになってきました。

 この写真では分かりにくいですが、コイン投入口や、お釣りの出口は、上向きの皿のような形になっていて、そこにコインを落とすだけでOKです。 また、お釣りも取りやすい形です。
 飲み物の種類の選択も、段の上下には同じ物があり、左右の列で分けられています。
 
下のボタンだけで、すべて選ぶことができて、種類やボタンの数は従来のものと変わりません。

商品の並び方の良い例

1段目

コーラ

コーヒー

紅茶

ジュース

2段目

コーラ

コーヒー

紅茶

ジュース

3段目

コーラ

コーヒー

紅茶

ジュース

 下の部分は[キック・プレート]といわれる板で補強されており、車いすを少々ぶつけても大丈夫です。

 これまでの自販機でも、このように左右で種類分けしてもらえれば、ずっと買いやすくなります。


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